2023年3月30日~4月2日に函館市芸術ホール・ギャラリーで開催しました「第10回自閉症啓発デー・アート展」の展示作品を、オンラインギャラリーで公開いたしました。今回の作品の写真撮影も、昨年、一昨年に続き北海道函館商業高等学校写真部のみなさまにご協力をいただきました。
今回は新型コロナウイルス感染症対策を徹底しながらも、イベントの規模や形態をほぼ従来までの形に戻し開催いたしました。多くの皆様の理解とご協力のもと、本当に多くの皆様に作品をお寄せいただき、過去最大となる140作品を展示することができました。
このアート展には、日常の一コマがそこに現れたような普段着の作品から高度な技術によって表現を追求した芸術作品まで、本当に様々な、幅広い作品が並んでいます。それは、このアート展を通じ、地域の中で様々な人たちが暮らしているということを感じていただきたいという願いであると同時に、「アート」というものの在り方をこちらが一律に決めるのではなく、それぞれの人たちのそれぞれのアートとの向き合い方をそのまま皆様と共有していきたい、という思いの現れです。
もし心に触れる作品に出合えたら、各作品のコメント欄にメッセージを残していただければ幸いです。実際の作品に会ってみたくなったら、来年の本展へぜひご来訪ください。心よりお待ちしています。
最後に、これまで同展に出品してくださった皆様、オンラインギャラリーへの作品の展示をご承諾いただいた皆様、監修の故外山欽平先生、安積徹先生、展示にご協力いただいている画廊一花様をはじめ、この活動を支えてくださっている本当にたくさんの皆様に、心から感謝を申し上げます。