故外山欽平先生のメッセージ〜自閉症啓発デー・アート展に寄せて

世界自閉症啓発デー函館地域実行委員会は、すべての人にとって暮らしやすい道南地域の実現を夢見て、毎年、国連の定めた4月2日に世界自閉症啓発デー in Hakodateのイベントをおこなっています。その一環として、2014年から自閉症啓発デー・アート展を開催して参りました。今回10回めとなるこの展覧会は、本当に多くの方に支えられながら、毎年さまざまな感動を生み出してきました。

私たちのすぐそばに、知られざるアーティストがたくさんいること、障がいのある方々の思いもよらない繊細さと大胆さが織りなすアーティスティックな世界、コミュニケーションが苦手な人たちの作品の雄弁さ、アーティストと周囲の人々の様々な思いの融合…。

昨年6月に、このアート展を第1回目からずっと応援してくださり、支えてくださった外山欽平先生がご逝去され、第9回の本展は悲しみの中に開催されました。外山先生は、「才能はまだまだどこかに埋もれている、探し続けていく事が大切」と、そして「物を作ったり絵を描いたりする人は、同じことを何度も何度も繰り返すことが一番大事だから『またおんなじモノ描いちゃったよー』と、自信を持って出品してください」とお話ししてくださっていました。

障がいをお持ちの方、障がいのある方の人生を応援したい方で、アートで自分を表現したい方ならどなたでも、誰もがその人生を認められ、のびのびと個性を発揮できる社会を願う気持ちを、このアート展への参加で表現してください。

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応募要項はこちら↓をご覧ください。

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