イベント2023の報告書を公開しました。
2023年の世界自閉症啓発デー in Hakodateは、新型コロナウイルス感染症の流行がまだ色濃く残る中でも、多くの対面でのイベントを再開することができました。自閉症や発達障がいのある人たちが実は自分たちの身近にいること、決して遠く離れた別の世界のことではないということを出来るだけ多くの皆様に知っていただきたい。その変わらぬ願いを胸に、16か所の会場と18か所の飲食店、さらにインターネットによるオンライン配信で、多くの皆様に私たちのメッセージをお届けすることができました。
今回は、ファッションとビジネスという新しい分野が私たちのイベントに加わりました。著名人の衣装デザインを手掛けてきたトップデザイナーの鶴田能史さんが開発された障害のある子どもたちのアート作品の商品化プロジェクト「ティコ」を、函館で初めて開催しました。ほかにも函館市健幸アプリ「Hakobit」とのコラボレーションをはじめ、多くの方々の協力のもと、今までになかった取り組みを数多く行いました。そのことによって、これまで以上に多くの方々に世界自閉症啓発デーについて知っていただき、関心を持っていただけたのではないかと思います。
この報告書は私たちの活動の、この一年の軌跡です。多くの皆様に手に取っていただき、私たちの活動へのご理解と応援を賜ることができれば幸いです。