第8回自閉症啓発デー・アート展の作品をオンラインギャラリーで公開しました。

2021年4月2日~5日に、函館市芸術ホール・ギャラリーで開催された「第8回自閉症啓発デー・アート展」の作品をオンラインギャラリーで公開しました。展示された全152作品中、144作品をご覧いただくことができます。また、すでに公開していた第7回(2020年4月1日~5日)の作品も継続してご覧いただけます。

この展覧会は、その名に“自閉症”の文字を冠してはいますが、作品の募集時にアーティストの障がい種はもちろんのこと、障がいの有無自体を問いません。また、作品を選別せずに応募された全作品を展示しています。それは、すべての人たちのそれぞれの生き方が認められる社会を築いていきたいという願いの象徴であると同時に、いろいろな人たちのいろいろなアートとの向き合い方をそのまま受け止め、そのこと自体を一つの表現として皆様と共有していこうという試みです。

第7回、第8回の本展は、新型コロナウイルス感染症流行のためイベントが大幅に縮小される中、感染対策に配慮しながら慎重を期して開催されました。有形無形の様々な制約にもかかわらず、会場に集った作品は例年どおりか、それ以上の輝きを放っていました。

会場に足を運ぶことのできなかった方々が多くいらっしゃる中、それぞれの作品のそれぞれの声を、もっと多くの皆様に感じていただきたい。このオンラインギャラリーは、そのような思いからできあがりました。それぞれの作品を心の向くままご鑑賞いただければ幸いです。なお、2021年の作品の写真撮影は北海道函館商業高等学校写真部のみなさまにご協力をいただきました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

このギャラリーを訪れてくださったあなたの心に触れる作品に出合えたら、コメント欄にメッセージを残していただければ幸いです。実際の作品に会ってみたくなったら、来年の本展へぜひご来訪ください。心よりお待ちしています。

最後に、これまで同展に出品してくださった皆様、オンラインギャラリーへの作品の展示をご承諾いただいた皆様、監修の外山欽平先生、安積徹先生、展示にご協力いただいている株式会社コジマ店装様、画廊一花様をはじめ、この活動を支えてくださっている本当にたくさんの皆様に、心から感謝を申し上げます。

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